2020.09.24アロマ図鑑

アロマ図鑑〜ローズゼラニウム Rose Geranium〜

ゼラニウムには、非常にたくさんの品種があります。今回はその中の、ローズゼラニウムについてです。

「ローズゼラニウム」と聞くと、高価な薔薇を想像しますが薔薇とは関係ありません。薔薇っぽい香りがするため、ローズゼラニウムと呼ばれています。

鉢植えにしたり、花壇に植えたりと、公園や街頭でもお馴染みの園芸植物です。ディズニーランドやシーにも、たくさん植えられていますよ。
薔薇のような華やかさはないけれど、気づかないうちに楽しい気分にしてくれて、無くなった途端にとても寂しくなる。そんな存在です。
今日も道ゆく人を楽しませてくれています。

ローズゼラニウムの歴史

ローズゼラニウムの歴史は古く、古代エジプトまで遡ります。
古代エジプトでは、愛を象徴する花として愛されてきました。

17世紀初頭に南アフリカからヨーロッパに持ち込まれ、フランスでは、香水の原料とするために大々的に栽培されました。
19世紀後半にはインド洋のレユニオン島へ渡りました。

ヨーロッパでは、ゼラニウムには悪霊を追い払う効果があると信じられ、悪霊が家に入ってこないように庭、窓辺、歩道などに植えられて愛されてきました。
現在でも窓辺にゼラニウムを植えている家が多くあります。

植物データ

[原料植物名] Pelargonium graveolens
*ペラルゴニウムは、ギリシャ語でコウノトリpelargosを表しています。
種子がコウノトリのくちばしの形に似ていることから。
[科名]フクロソウ科
[主な産地]エジプト、フランス、モロッコ、南アフリカ

精油データ

[主な抽出部位]葉
[精油抽出法]水蒸気蒸留法
[成分]シトロネロール、ゲラニオール、リナロール、イソメントン

花言葉

君ありて幸せ、真実の愛情、思いがけない出逢い、決心

ローズゼラニウムと紡ぐ物語

ローぜゼラニウムの高さは60cmほど。かわいい花を咲かせます。
精油は、ギザギザの葉に含まれています。葉を擦って香りを嗅いでみてください。ローズより少し乾いた、ローズより若干薬草に近い香りがします。

特別感はなく、日常生活に溶け込んでいるローズゼラニウム 。
幸せは身近なところにある、そんなことに気づかせてくれます。

ローズゼラニウムをあなたに贈る

素敵な花言葉「君ありて幸せ」。君がいてくれるだけで幸せ。真実の愛情はそこにある。
当たり前だと思っている日常の中。
日常に慣れきってしまって鈍感になっている時、ゼラニウムがきっと大切なことを教えてくれる。