5月上旬。しまなみ街道の柑橘農家を訪問しました。
東京からは、さすがに遠いですね。
新幹線で福山まで行き、そこから在来線で尾道へ。
尾道からは自転車で。
こちらは、尾道から向島を眺めたところです。
左下にあるのが、尾道から向島に渡るフェリーです。
このフェリーは、自転車や自動車、もちろん歩行者も乗ることができます。
フェリーに乗っている時間は5分もありません。
向島に着いたら、目的地を目指して自転車をひたすら漕ぎます。
一つ目の目的地は、大三島。
尾道からは40km。
さすが、「サイクリストの聖地」。
私は電動自転車をレンタルしたのでなんとか辿り着けました。
今回の旅の目的がこちら。
ネロリの収穫です。
一般的には、ビターオレンジの花をネロリと言いますが、こちらは伊予柑の花になります。
素晴らしい香りですよ。
こちらを摘み取らせて頂きました。
再び自転車に乗って。
こちらは、生口島。
生口島の「レモン谷」という場所です。
日本一のレモン生産地なんですよ。
自転車で走っていると、レモンのお花の香りが香ってきます。
生口島では、柑橘農家さんを訪問しました。
レモン以外にもベルガモット、八朔、不知火、レモンマートルまで!
ビニールハウスで、温度を保っています。
養蜂もあり。
手前に見えるのが、エルダーフラワーです。
農家さんと直接お話をさせて頂く、貴重な機会でした。
植物という生きたものを相手にする厳しさを改めて感じました。
精油になる前の植物の姿を見て、
それを育ている方のお話を聞いて、改めて、
貴重な精油を一滴たりとも無駄にしないで使おう、と思いました。
しまなみ街道の農家さんも、だいぶ高齢化しているとのこと。
日本の農業を残していくためには自分には何ができるのか?
考えていきます。
素晴らしい香りでいっぱいの大三島、生口島。
辿り着くのはなかなか大変でしたが、また来年も元気に自転車を漕げるよう、
体力向上に励んで参ります。