2020.12.06アロマの知識

クリスマスの香りを作ろう

今日は、クリスマス気分を盛り上げてくれるアロマをブレンドしてみましょう。
皆さんにとっての「クリスマスの香り」って何ですか?

私が連想するのは、
お洒落な缶に入っているツリー型のクッキー。
濃厚なバターの香り。
シュトーレン。

香りを調合してみましょう。

クリスマスをイメージしたアロマをブレンドしてみますよ。
香りのレシピはこちら。

  • オレンジスイート
  • ローズマリー
  • ジンジャー
  • シナモン
  • クローブ
  • フランキンセンス

トップノート オレンジスイート

シュトーレンには、ドライフルーツがたくさん入っていますよね。
チョコレートがかかっているオランジェットも、冬ならではの美味しさです。
この時期のドライオレンジって色も綺麗ですし、見つけると何だかワクワクするんですよね。

ミドルノート① ローズマリー

お料理にも使われるローズマリー。ローストチキンなどのご馳走にも欠かせません。
王妃エリザベートが愛した、若返りの水「ハンガリアンウオーター」にも使われています。
花言葉は「追憶」「思い出」「私を忘れないで」。
ローズマリーの香りを加えると、甘い香りがシャープに引き締まりますよ。

ミドルノート② ほんの少しジンジャー、シナモン、クローブ

伝統的なクリスマスの時期のクッキー、ジンジャーブレッド。
かわいい人の形をしたクッキーは、紐を通してクリスマスツリーの飾り付けにも使われます。
ジンジャーブレッドには、ジンジャー、シナモン、クローブなどの香辛料が含まれています。
これらのアロマも加えていきましょう。
香りが強いので、ほんの少しにします。
スパイシーですが、甘みがしっかり加わります。

ベースノート フランキンセンス

「キリストに捧げる香り」フランキンセンス は、
乳香の樹木を傷つけて、滲み出てきた樹液を固めたものです。
傷を守ってくれる、かさぶたのような存在ですね。
フランキンセンスの香りには、傷ついた心、体を癒してくれる効果があります。

クリスマスと言えばフランキンセンス、と言われるくらい、由縁があります。
イエスキリストの誕生の際、3人の賢者がやってきました。
それぞれ、フランキンセンス、ミルラ、黄金を捧げたそうです。
その3つの贈り物の中でキリストが選んだものが、フランキンセンスだったとか。

クリスマスのアロマ、調合してみてくださいね。

Aroma de Cheerupは、東京都蔵前でアロマレッスンを開催しています。