2020.07.04アロマ図鑑

アロマ図鑑〜フランキンセンス Frankincense〜

Aroma de Cheerupです。精油のご紹介です。
先日、このブログでも出てきたフランキンセンス。
とても使いやすい精油です。ベースコートによく使いますよ。

Frankは、率直な。 Incenseは、お香、という意味です。合わさって、フランキンセンス。
古くから宗教儀式で使われ、今でもこの香りを焚いている教会もあります。

フランキンセンスの歴史

キラキラ色のフランキンセンス。
フランキンセンスは、香料としての歴史は最も古く、紀元前4000年前にはすでに使われていたそうです。
新約聖書によると、イエスキリストが生まれた時、黄金、ミルラ、フランキンセンスが捧げられたそうです。
良い香りを焚くと、焚いた煙が神様に届き神様とつながる、と考えられていました。(お線香も似た意味合いがありますね。)
礼拝堂で、香炉にフランキンセンスを入れて香りを焚くと白い煙が立ち上がるので、そこから「乳香」と呼ばれるようになりました。(諸説あります)。
フランキンセンスは、神秘的な香りだけでなく、効能も重宝されてきました。
あのクレオパトラは、お肌のパックに愛用していたそうですよ。

フランキンセンスの植物データ

[原料植物名]Boswellia carters
[科名]カンラン科
[主な産地]エチオピア、ケニア、ソマリア、オマーン、イエメン

フランキンセンスの精油データ

[主な抽出部位]樹脂
[精油抽出法]水蒸気蒸留法
[成分]αピネン、リモネン、カジネン

フランキンセンスが紡ぐ物語

フランキンセンスの育つ場所、エチオピア、ケニア…どのような印象ですか?
紛争も絶えない過酷な環境ですよね。フランキンセンスはそんな厳しい環境において、根を張り、生き抜いていきます。しかも、水分が足らない土地なので、お隣とは離れて孤独に生きています。
空気が乾燥しているため、耐えきれずに樹皮が裂けてしまうこともあります。そこから乳白色の樹脂が出て、それが徐々に固まっていきます。自ら、傷をラップして保護していくのです。
キラキラな見た目からは想像できないような過酷の環境で育ったフランキンセンス。あなたは何を思いますか?

あなたにフランキンセンスを贈る

先の見えない厳しい毎日。辛いだろうけれど、耐え抜けばいつかは願いが届くはず。受けた傷は、癒される。そして、乗り越えたらキラキラの輝きを手に入れます。そして、今度はあなたが、気づいた誰かを癒すでしょう。