2020.06.29アロマ図鑑

アロマ〜グレープフルーツ〜

Aroma de Cheerup です。
今日の主役は爽やかな香りのグレープフルーツGrapefruitsです。
大好きな方も多いですよね。

今日はまず、注意事項からです。

グレープフルーツは光毒性あり

肌についた状態で光を浴びると、シミになったり皮膚炎を引き起こすことがあります。
これを、光毒性と言います。
光毒性を持つアロマとしては、グレープフルーツ、ベルガモット、レモンがあります。
これらを皮膚につけたら、日光に当たらないよう注意してください。

グレープフルーツの歴史

グレープフルーツの歴史は、比較的浅いです。
1830年頃に西インドで発見され、カリフォルニア・テキサスなどで栽培されるようになったと言われています。
意外ですが、ぶどうの房のように木になっていることから、グレープフルーツと言われるようになったそうです。
学名のCitrus paradisiという名前は、楽園paradiseに由来すると言われ、
楽園に実っていたから、
その香りから楽園を連想するから、
などの説があります。素敵な学名ですね。

植物データ

[原料植物名]Citrus paradisi
[科名]ミカン科
[主な産地]フロリダ、フランス

精油データ

[主な抽出部位]果皮
[精油抽出法]圧搾法
[成分]リモネン、ヌートカトン 
[使用上の注意]光毒性(精油をつけた部分に紫外線が当たると、シミや赤みが出ることがある)があります。

グレープフルーツアロマのブレンド

グレープフルーツの精油は、香りとしては弱いです。
そのため、どの精油とブレンドしても主張しすぎることはありません。
香りがちょっと重いな、しつこいなと感じたときにグレープフルーツをブレンドすると、爽やかになります。

グレープフルーツと紡ぐ物語

グレープフルーツの産地としては、フロリダが有名です。
「フロリダ」どんなイメージがありますか?
夏、マイアミビーチ、ディズニー…
気候も良く、明るく楽しい街。

グレープフルーツは、学名paradisiのような、明るいパワーを持ち、幸福感を与えてくれます。

どんな時に使いたいですか?
夢に向かって進みたい時、思いっきり笑いたい時、大変だけれど乗り越えたい試練がある時…
太陽のようなパワーを身に付けて乗り越えた先には、きっと楽園のような景色が見えるのでしょう。

Aroma de Cheerupひろです。
東京都蔵前・浅草橋で活動しております。