Aroma de Cheerup です。
今日のアロマは、癒しのマンダリン。
「マンダリン」って聞くとどういうイメージが湧きますか?
名だたるホテルの名前にまでついている「マンダリン」。
中国では、高級役人への贈り物(賄賂)として使われていました。
漢方薬の原料に陳皮、というものがあります。これはマンダリンの果皮を干したものです。
陳皮は、漢方だけでなく、中華料理の味付けにも使われています。
昔から重宝されてきたのが、よくわかりますね。
原産地はインド。これが中国経由で日本に伝わったものが雲州みかん(ウンシュウミカン)。
中東経由で地中海に伝わったものはマンダリン。
つまり、みかんもマンダリンも、元々は同じ原産だったのです。
[原料植物名] Citrus reticulata
[科名]ミカン科
[主な産地]イタリア
[季節]秋、冬
[主な抽出部位]果皮
[精油抽出法]圧搾法
[成分]リモネン、γテルピネン、メチルアンソラニル酢酸メチル
サイプレス、プチグレンなどの樹木系。
ミント、スイートマジョラムなどのハーブ系。
フランキンセンス、ベンゾインなどの樹脂系との相性が良いです。
フローラル系とは香りがぶつかってしまうため、難易度が高いかも。
みかんの香りを嗅ぐと、ほっと安らぎます。
日本人にとって、みかんは慣れ親しんだ懐かしい香り。
そこにほんのり、高貴な非日常な香りが加わりました。オレンジより濃厚な深みを伴う甘さです。
食べても美味しいマンダリン。
果実は扁平の球形で、直径は5〜10cmです。
マンダリンは、果実の中でも、樹の上で熟す期間が最も長いのが特徴。
中でもマンダリン「レッド」は、完熟もしくはその一歩手前のものです。
未完熟のマンダリン「グリーン」を原料とした精油もあり、若く酸味のある香りです。
完熟した、まさに旬のマンダリンレッド。
毎日走り続けてもう限界、休みたいのだけどまだ休みたくない、でも休みたい…そんなあなたへ。
もう十分頑張ったのだから安心して休んで。