2020.07.10アロマ図鑑

アロマ図鑑〜ブラックペッペー Blackpepper〜

Aroma de Cheerupです。精油のご紹介です。

私たちの生活に欠かせない胡椒。
意外ですが、ブラックペッパーの精油もあるのです。
調味料の胡椒と同じく、精油の胡椒も何とも相性が良く少し加えるだけで風味が増します。

日本で売られているコショーは、ブラックペッパーとホワイトペッパーを細かく粉末状にしてブレンドしたものです。SB食品さんのホームページによると、ペッパーと胡椒を掛け合わせて「コショー」とネーミングしたそうですよ。ラーメンには、欠かせないですよね!

ブラックペッパーは黒胡椒とも呼ばれます。完熟前の胡椒の実を乾燥させたもので、辛みが強いのが特徴です。
一方、ホワイトペッパーは白胡椒とも呼ばれます。熟した胡椒の実の皮を取ったもので、上品な香りと辛みがあります。
ピンクペッパーは、ウルシ科の果実であるため、ブラック・ホワイトペッパーとはまた別の植物です。

ブラックペッパーの歴史

胡椒は、紀元前から貴重なものとして大切にされていました。
古代ローマでは金と同じ価値とされていました。税金や給与の支払いとしても使われたそうです。
中世ヨーロッパでも胡椒はとても貴重でした。当時は冷蔵庫がないため、食糧の保存に重宝されたのです。

大航海時代、インドからの胡椒はアラビア商人、ベネチア商人を経由するため、仕入れ値の何十倍もの値段で取引されていました。東方大陸を目指して多くの冒険家が船旅に出ました。

植物データ

[学名]Piper nigrum
[科名]胡椒科
[主な産地]インド、インドネシア、マレーシア

精油データ

[主な抽出部位]果実
[精油抽出法]水蒸気蒸留法
[成分]βカリオフィレン、リモネン、αピネン、βピネン

花言葉(スパイスだけれど花言葉があるのです)

熱狂、熱中

ブラックペッパーと紡ぐ物語

胡椒は、インド原産、熱帯性の胡椒科のつる性植物です。高さは5〜9mに達し、他の木を支柱にして、巻きついて成長します。バランス良く共生しますが、時に共倒れする危険があります。

発芽後3年ほどで、収穫できます。その後、20年ほどは毎年収穫できます。かつて金ほどの価値があった胡椒を毎年収穫できることから、金運や商売繁盛のイメージを持てますね。

成長するとブドウのように、一つの房に50〜60個の果実をつけます。多くの実をつけることから、繁殖力や生命力の象徴として考えられます。

果実は未熟の時は緑色、熟してくると赤くなります。熟していない緑色の実を果皮ごと天日に干すと「黒胡椒」となります。また、赤く熟した実を水に浸して取り除き、核だけを乾燥させたのが「白胡椒(ホワイトペッパー)」となります。

あなたにブラックペッパーを贈る

私たちの生活で、あって当たり前の胡椒。意識してはいないけれど、ないと困る存在。胡椒の実は、努力が形になった象徴。なかなか芽が出ず焦ってしまうかもしれない。胡椒は実がなるまで3年、と思いだそう。きっとその後は豊作が続くから。