2020.08.14アロマの知識

アロマとは何?天然精油と合成香料の違い

*この記事は、2026年9/19に追記修正しています。

「アロマ」って、そもそも何?

「アロマaroma」とは、
香り・芳香という意味です。

なので
「アロマオイル」と書いてあっても、
必ずしも植物から採れた
天然の香りとは限りません。

それに対して、
エッセンシャルオイルというのは
植物の花、葉、果皮、木部などから
得られる芳香成分を含んだものです。

たとえば、

ラベンダーなら花や葉。
レモンなら果皮。
ヒノキなら木部や枝葉。

植物によって、
香りを取り出す場所も方法も違います。

小さな精油の瓶の中には、
植物がつくり出したさまざまな芳香成分が入っています。


エッセンシャルオイル=天然アロマ=精油
になります。



天然精油は採れる香りに限界がある


天然精油(エッセンシャルオイル)は、
植物の花や葉、果皮、木部などから得られる、
天然の芳香成分です。

自然のものから採取するので
生産量には限界があり、
合成香料に比べると高価になりがちです。

例えばローズ。
たくさんの薔薇の花から採れる精油は、ほんのわずか。
そのため、天然のローズ精油はとても高価です。

天然精油の特徴

・植物由来のさまざまな芳香成分を含む
・植物によって採れる量が大きく異なる
・産地や気候、収穫時期などによって香りや成分に違いが生まれることがある
・希少な精油は高価になることもある

合成香料

それに対して、
合成香料は
化学的に製造した香料です。

合成香料には大きなメリットも
あります。

天然では得ることが難しい香りを表現できたり
香りを安定して供給できる、
長く香らせられるなど。

合成香料は、
私たちの身の回りにある
香水、シャンプー、柔軟剤など、
さまざまな製品に使われています。

例えば、
ピーチの香り
メロンの香り
などは、天然では存在しません。

ですから、
天然

天然=良い
合成=悪い

という話ではありません


天然精油と合成香料の
どちらが安心?

天然と合成香料のどちらが安全、
どちらが良いとは一概には言えません。

合成香料を含む香料原料については、
IFRA(国際香粧品香料協会)が、
科学的な評価に基づいて使用制限などの基準を設けています。

「合成だから危険」というわけではありません。

天然=安心とも限らない

天然=安心というわけではありません。
天然精油でも、皮膚につくと
腫れたりかぶれることもありますし、
女性ホルモンと似た作用をする精油は
妊婦には使用できないものもあります。

大切なのは、
それぞれの特徴を知ったうえで
選ぶことだと思っています。

私が天然の精油に惹かれる理由

それでも天然精油に惹かれる理由のひとつが、
植物がつくり出す芳香成分です。

たとえばラベンダーには、
リナロールや酢酸リナリルなど、
さまざまな芳香成分が含まれています。

こうした香りの成分と、
リラックスや睡眠との関係については、
さまざまな研究が行われています。

もちろん、アロマは薬ではありません。
それでも、
寝る前に好きな香りを感じて、
ゆっくり深呼吸する。

そんな小さな習慣が、
「活動する時間」から「休む時間」へ
気持ちを切り替えるきっかけになる。

香りは、ただ「いい匂い」だけではありません。

精神科医として、
私はそんな香りの可能性に注目しています。

ひろ