アールグレイティーはお好きですか?
ベルガモットは、
アールグレイの香り付けに
使われています。
アールゲレいの香り、大好きな方も
多いのではないでしょうか。
では、ベルガモットの実を
見たことはありますか?
ほとんどの方は無いのでは?と思います。
香りは有名だけれど、食用ではないのですよね。
17世紀に、
ビターオレンジとライムを交配したところ、
ベルガモットができました。
花言葉の「奇跡」はここからです。
最初に栽培されたイタリアの北西部の町
‘ベルガモ’に因んで名付けられた、
と言われています(諸説あります)。
17世紀、ドイツで作られた香水「ケルンの水」にも、
ベルガモットが使われました。
ケルンの水については
別の記事に書いておりますので、下にリンクを貼ります。
現在の産地として有名なのは、
イタリア南部のカラブリア地方です。
アフリカからの温かい風の吹く、海の見える美しい街。
(是非、カラブリア地方、で検索してみて下さい。絶景ですよ)
カラブリア地方では
18世紀頃からベルガモットの生産が行われていて
ヨーロッパに輸出し貴重な収入源になっていました。
今でも、世界のベルガモット精油の90%が
カラブリア地方で生産されています。
というのも、ベルガモットは育つことのできる
環境がかなり限られているからです。
暑さ寒さが厳しくない、温暖な気候でしか育つことができません。
アフリカからの暖かい風が吹く、風光明媚な土地だからこそ、あの香りはできるのです。
[原料植物名]Citrus bergamia
[科名]ミカン科
[主な産地]イタリア
[季節]初夏、秋
[主な抽出部位]果皮
[精油抽出法]圧搾法
[成分]リモネン、酢酸リナリル
贅沢、非日常、特別な時間、新種、奇跡
育つことのできる土地も限定され、
食用でも出回らないため
希少性のあるベルガモット。
良い意味でわがままでもあり
自分というものをしっかり持っています。
そして、
ベルガモットの香りは、非日常的。
優雅なアフタヌーンティーにも
好まれる、アールグレイティー。
穏やかな午後のひと時を
お過ごしてください。
ベルガモットはどの精油とも
相性が良いです。
イランイラン、フランキンセンスと
ブレンドすると異国を感じる
おしゃれなブレンドになりますよ。
東京都蔵前で活動しているAroma de Cheerupです。
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ケルンの水について