私たちの生活の質(QOL)に
大きな影響を与える睡眠。
あなたはよく眠れていますか?
まずは寝室の環境を整えましょう。
光は入眠を妨げてしまいます。
電気をつけたまま寝ると
睡眠途中に覚醒しやすくします。
就寝時の照明は最小限にしましょう。
ただし、朝の光は睡眠リズムに必要です。
人の体内時計は25時間周期で
まわっていますが、
朝の光はこれをリセットする働きがあります。
人の声は緊張を与え、
覚醒させる作用があります。
寝る前に音楽を聴く場合は、
声の入っていない音楽
(ヒーリングミュージックなど)を選ぶといいでしょう。
音楽を聴きながら寝る方は
タイマーを使用し
眠りに入ってからは
静かにするようにしましょう。
人は、深部体温(体の内部の温度)が下がると眠くなります。
夏、眠りにくいのは、
深部体温がうまく下がっていないからです。
真夏はエアコンをうまく使って寝ましょう。
寝室の温度は28℃くらいがいいとされています。
寝る1時間前から冷房で部屋を冷やしておきましょう。
涼しい部屋だと深部体温が下がりやすいので、
眠りやすくなりますよ。
一度部屋を涼しくしてから、
寝る時に28℃に上げて
そのままつけておくのがおすすめです。
アロマの香りは
快適な睡眠にとても有効です。
心地よい香りは
自律神経(交感神経と副交感神経)のバランスを整えてくれます。
交感神経は緊張すると働く神経
副交感神経はリラックスすると働く神経です。
緊張しっぱなしの現代人は
寝るときになっても交感神経が
働きっぱなしです。
アロマは心を落ち着ける手助けを
してくれますよ。
眠りに優しい香りを2つ、ご紹介します。
1つ目は、ひのきのアロマオイル。
Jounal of wood scienceという学術雑誌で、
ひのきの香りにはリラックス効果があることが証明されています。
ひのきに含まれているαピネンという成分が
副交感神経を優位にしてくれるのです。
2つ目は、スイートマジョラム。
酢酸テルピネン、
テルピネン4オールという成分が、
鎮静に働きかけ、
興奮した神経を穏やかにしてくれます。
この2つはどちらも
他の精油ともブレンドしやすいです。
ご自身の好みや気分で
合わせて楽しんでくださいね。
ストレスの多い社会ですが
しっかりよく眠りましょうね。
Aroma de Cheerup ひろです。
東京都蔵前でアロマレッスンを開催しています。