2026.09.19アロマ de ポジティブ

銀座で買った1本のロールオンから始まった

2020年にこのブログをスタートし
6年以上が経過しました。
改めて、今だから振り返れること、書いています。

精神科医の私が、アロマに興味を持ったきっかけ

私がアロマに興味を持ったのは、
30代半ばの頃でした。

きっかけは、本当に偶然です。

ある日、銀座を歩いていて、
たまたま入ったニールズヤード。
松屋銀座の隣の路面店です。

そこで何気なく手に取ったのが、
ベルガモットのロールオンアロマでした。
ロールオン自体も初めて。

へえ、腕に塗るんだ。
いい香り!
試しに買ってみよう!

そんな感じでした。

仕事の合間に塗ったら、なんだか楽しくなった

早速、仕事に持っていき、
合間に、そのロールオンを塗ってみました。

手首からベルガモットの香りが、ふわっと広がる。

すると、
なんだかちょっとワクワクするような
楽しい気持ちになったんです。

いつもの職場なんだけれど
なんか私だけ楽しい雰囲気。

とても新鮮でした。

香りで
こんなふうに気分が変わることがあるんだ。

香水の香りが苦手なのですが
天然の香りってこんなに心地よいのかと
新しい発見でした。


緊張すると、アロマを塗り塗り

当時の私は、30代半ば。
ちょうど、医師としても一人前。

主治医として担当する患者さんも増えただけでなく
講演や発表を頼まれる機会が増えました。

それまで経験なかったのに
いきなり人前で話す機会が増えて、
あたふたと。

練習はもちろんしていきますが
それでも、人前に立つと
逃げ出したくなっていました。

そんな時にも
先ほどのベルガモットロールオンを
塗り塗り。

大丈夫、大丈夫、と
自分に言い聞かせていました。

結果として発表もうまくいく、という
成功経験も重ねていきました。

すると、その香りを嗅ぐと
大丈夫!という気持ちになったのです。

いい循環でした。

アロマっていいなあ、と
ベルガモットだけでなくて
いろんな種類を知りたい、
と思うようになりました。

アロマ調香のスクールへ

なんでも思い立ったが吉日。

アロマスクールの体験レッスンを探しました。

アロマのスクールについて調べてみると、
精油を心身のケアという視点から
学ぶところもあれば、
香りそのものを組み合わせる「調香」を
学ぶところもありました。

私が選んだのは、調香を学ぶアロマスクール。

いわゆる「メディカルアロマ」のスクールは、
あえて選びませんでした。

理由は単純です。
メディカルはお腹いっぱい。
私は18歳で医学部に入り、
それからずっと医療の世界にいました。

勉強するのも医学。
仕事も医療。

純粋に香りそのものを楽しみたいので
調香のスクールを選びました。

「ラベンダーって、こんなに種類があるの?」

初めて参加した体験レッスンのテーマは、
ラベンダーでした。

ラベンダーかあ、と思ったのが
正直なところだったのですが、

ところが実際にレッスンを受けてみると、

「ラベンダーって、こんなに種類があるの?」

と衝撃を受けました。

その日のレッスンでは6種類の香りを使って、
自分で香りをブレンドしました。
これが、とても楽しかった。

体験レッスンが終わるとき
その場で入学を決めました。

そこから2年間、通いました。

いつか、人が集まる場所をつくりたかった

医師を続ける中で
うっすら思い描いていた夢がありました。

人が集まれるコミュニティをつくること。

精神科医という仕事上、
患者さんにとっての理想は、
私のところから卒業すること。

もう大丈夫です、
ありがとうございました!
と笑顔で別れるのが正解だと
思っています。

でも、ある頃思ったのです。

末長くお付き合いできて
私に会うのが幸せ、のような
環境を作っていきたい、と。

アロマレッスンを通して、
コミュニティーを作りたい、と
思うようになりました。

そこから準備を重ねて始めたのが
蔵前アロマ会、です。

すべては、一本のロールオンから

振り返ってみると、
私とアロマの始まりは、
銀座でたまたま買ったベルガモットのロールオンでした。

仕事の合間に塗って、
なんだか、ちょっと楽しいな、と思った。

その小さな体験から、
香りを学び、
調香を学び、
2022年3月からアロマ会を始め、
2024年10月に自分のブランドhirohaを
作ることになりました。

まさに、
いつもの時間が、
香りによってほんの少し楽しくなる。
そこから、人生も少しずつ変わっていく。

香りって本当に面白い。

ひろ