2026.02.27アロマ de ポジティブ

「好きな仕事を見つける」から自分を解放する

― 嫌いな仕事をしないという選択 ―

私は精神科医として20年以上働き、
これまで1万人以上の方に接してきました。

心の病気というのは、
元々の素質に、要因(きっかけ)が
加わって発症します。

要因は色々あります。
人間関係、
親子関係、
パートナーシップ
体調の問題、
仕事・・・

仕事の悩みは、多いです。


仕事の量が多すぎて終わらない。
職場での人間関係に悩む。
ポジションに悩む。

結構多いのが、

この仕事は本当に自分に向いているのか?
私はこのままでいいのか?

という問いです。

自分が本当にやりたい仕事を
探そうとして苦しくなっている人が
多くいらっしゃいます。

最近、このご相談があったので
私がよくしているアドバイスをシェアします。


「やりたい仕事」って分かりますか?

就職や転職を考えるとき、
多くの人がこう考えます。

自分にはどんな仕事が向いているんだろう
自分のやりたい仕事はなんだろう。

でも私は、
やりたい仕事を見つけるって
とても難しいと思うのです。

なぜなら、仕事はあくまで仕事だから。

憧れていた仕事でも、
実際にやってみると
思っていた内容と違う、
ということはありますよね。

そもそも、自分が何をやりたいのか分からない、
という人の方が多いのでは?と思うのです。

自分の適性を正確に理解している人って
そんなにいないですよね。


仕事は好きになることもある

年数を重ねる中で、できることが増えて
周りから必要とされると、
だんだん愛着が湧いてくるものかなと
思っています。

そう、
続けた結果、好きになることも多いのでは?


大切なのは、やりたくない仕事、できない仕事を知ること

よくアドバイスさせていただくのが
やりたい仕事を探すより
やりたくない仕事を知る方が現実的、
ということ。

絶対にこれはしたくない、
これはできない、
というものはすぐに浮かびませんか?

やってみたいけれど自分にはできなそう、
という仕事って
結構あると思うのです。

そういう仕事から除外していくという方法。


適性には限界がある

以前ブログにも書きましたが
私は研修医の頃は、麻酔科医に
興味を持っていました。

ところが、先輩医師から、
センスないからやめておきなよ、と
言われて、そうなのか、とハッとしました。

本当にありがたい助言でした。

努力はもちろん大切です。
しかし、努力にはどうしても限界があります。

向いていない分野を選ぶと、
果てしなく努力しても
追いつけないこともあります。

「これがやりたい」よりも
「これは合わない」という
感覚、違和感を大事にして欲しいのです。


好きな仕事を見つけなければならない、と
思ってしまうと、人は苦しくなります。

発想を変えて、
嫌いな、苦手をしないこと。

と、私はアドバイスしてきています。
何かお役に立てれば幸いです。

ひろより。

扱って欲しいテーマ、質問がありましたら
公式ラインからお寄せください。

3月には、お客様感謝の
脳とこころの講座を開催予定です。

https://lin.ee/WL2vbET