2021.01.24アロマの知識

香りの歴史12〜日本の香りの歴史〜

Aroma de Cheerupです。前回から引き続き、今回も日本の香りの歴史について。今回は鎌倉時代からスタートです。

鎌倉時代(1185〜1333年)は、武士が力を持ちます。平家と源家が力を持ったのもこの時代です。

鎌倉時代には禅宗が日本にやってきました。
禅の教えは武士の精神を支えたのですが、禅宗の広まりとともに武士の間で「香道」が盛んになりました。
平安時代の貴族のように優雅に複雑な香りを作るものではなく、鎌倉時代では香木1本に火をつけて焚き、香りを楽しむのが主流になりました。
武士たちは、戦に挑む前にも香りを嗅ぎ心を落ち着かせていたそうです。
禅の精神のもと、香りも侘び寂びが増しました。

その後、安土桃山時代(1336〜1573年)に活躍した人と言えば、織田信長、豊臣秀吉。豪華絢爛なお城が作られました。
この頃に盛んになったのが、茶道や香道。香木は権力の象徴とされました。
手柄に合わせた香木を切り取って褒美として渡したそうです。
まだまだ、香りは庶民にとっては遠いものでした。

ようやく江戸時代(1603〜1868年)になると、庶民が香料を使うようになりました。匂い袋、香枕、袖香炉などを用いて、生活の中に香りが広がりました。
私たちも使っているお線香の製造が始まったのも、江戸時代です。
面白いお線香の使われ方がされていました。お線香は、燃焼時間が大体決まっていますね。それを利用して、芸者の仕事時間や寺子屋の授業時間など、時間を測るのにお線香を使っていたそうです。

日本の香りの歴史、いかがでしたか?
高貴な貴族の遊びから、武士の戦いのお供になり、庶民が楽しむものへと変わっていく歴史が興味深いです。

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