2020.11.29アロマの知識

クリスマス クローブとオレンジでポマンダーを作ろう!

Aroma de Cheerupです。今日は、クリスマスの飾りをご紹介します。

「ポマンダー」ご存知ですか?日本ではあまり見かけませんが、クリスマスの時期になるとヨーロッパでは街のあちこちに飾られています。
「幸せを呼ぶ香りのお守り」です。

これ、一体何からできていると思いますか?

真ん中はオレンジ、レモン、ライムなどの柑橘系フルーツです。
フルーツにクローブを刺し、最後にシナモンパウダーを振りかけて乾燥させて創ります。
柑橘、クローブ、シナモンの香りが合わさり、それはそれは良い香りになります。「香り玉」と呼ばれることもあるんですよ。

中世ヨーロッパでは、ペストなどの疾病予防、魔除け、お守りとしてこのポマンダーを身につけていました。

ポマンダーの簡単な創り方

簡単にできる創り方をお伝えします。

  • リボンをつける場所を決めます。リボンの場所には、マスキングテープなどを貼り目印をつけておきましょう。
  • マスキングテープを貼った場所以外の部分に、クローブをさしていきます。クローブの軸いっぱいにさし込んでください。竹串であらかじめ穴をあけておくと、入りやすいですよ。
  • クローブを刺すと、果汁がクローブに染み込み香りが広がってきます。
  • 最後に、マスキングテープを外してリボンを巻いたら出来上がりです。

作ってから3日ほどすると、乾燥して縮んできます。パーティーに飾りたい時は、直前に創った方が美しいです。

クローブは「アロマ図鑑」でも紹介しました。花のつぼみを乾燥させたものです。

健康を願いながら作られたポマンダー。
昔の人々の思い、知恵が伝わってきます。