2020.09.26アロマの知識

アロマの知識〜グラースの香水〜

こんにちは。 Aroma de Cheerupです。
今日のアロマの知識、では、香水産業で有名なグラースについてです。

香りの歴史⑩では、香水をこよなく愛したルイ14世が出てきました。
その頃、同じくフランスでは、貴族の間でなめし革を使用した手袋が流行っていました。
なめし革産業が特に盛んだったのが、南フランスにあるグラースGrasseという街です。グラースの革手袋は丈夫でとても評判が良かったのですが、独特な匂いが問題でした。手袋を外してもなかなか匂いが取れなかったそうですよ。

そこで、なめし革の臭い匂いを消すために花の香りを手袋に振りかけたり、手袋に香水を染み込ませた香る手袋を用意したりしました。結果、大ヒット。
そこから、グラースでは香水産業が花開いたのです。
南仏グラースの気候は温暖で、ローズ、ジャスミン、ラベンダーなどの花の栽培に向いていたのですね。

その後、18世紀終わり頃にはなめし革産業は衰退してしまいましたが、香水の街として引き続き栄えました。
今ではなんと、フランスで生産される香水の2/3はグラースで作られています。

グラースにある3大香水

シャネルの5番が生まれた街でもあるグラース。今でも、シャネル、ディオールはグラースの地に香水専用の畑を所有しています。

また、グラースで有名な香水メーカーと言えば次の3つ。

  • モリナール Molinard
  • フラゴナール Fragonard
  • ガリナール Galinard
↑( Wikipediaから。モリナールの家)

グラースの街には香水博物館もあります。ローズやジャスミンでいっぱいの庭園も素敵らしいですよ。
上記メーカーでは、調香体験を学べる工房もあります。日本人向けのツアーも出ています。香水の街で、思い出の香水を作りたいですね。